ジュースクレンズ



ジュースクレンズとは半断食(ファスティング)のことです。ファスティングは、病気の治療として行われてきた食事療法です。
今では、病気治癒目的だけではなく、体調管理・ストレス解消・ダイエットなどを目的として、半日から3日間程度でも手軽に行われるようになってきました。
ファスティングといっても、このジュースクレンズは何も食べない、というものではなく、必要な栄養をファーマシージュースで補いながら行う「半断食」です。
ジュースクレンズの効果には個人差があります。ファスティングは基本的に医師のもと行うものですので、自身で行う場合は自己責任のもと、気になる症状や体調の変化があった場合は中止し、医師の診断を受けてください。





ジュースクレンズは、急に始めてはいけません。準備期間が必要です。準備期とは、胃腸と体調を整えて、クレンズするための体を作る期間です。暴飲暴食・食べ過ぎを避けて、和食を基本にし、ゆっくりよく噛んで食べます。
また、間食や夜食、アルコールは控え、夕食はなるべく20時までに済ましましょう。



準備期間が終わったら、いよいよジュースクレンズ本番です。次の日がお休みの日や、休日にクレンズすることをオススメします。
固形物は断ちますが、水は多く飲みます。また、クレンズ中は体温が下がる傾向がありますので、普段冷え性ではなくても、身体が冷えてくることがありますので、水の代わりに白湯を飲んだり、併せて、衣類を余分に着るなどして、暖かくして過ごしましょう。
また、ストレッチやウォーキングなど適度な運動をすることをオススメします。ただし、激しい発汗を伴うものは避けましょう。
※正しい準備期間を経て、正しい方法でジュースクレンズを行えば、ある時期に好転反応と呼ばれる症状が出ます。好転反応とは、身体の調子が少し悪くなる症状のことです。毒素や老廃物が外へ排出されている証拠です。この好転反応が軽度の場合は、そのままジュースクレンズを実行してください。ただし、重度に現れてしまった場合には、ジュースクレンズを中断し、お粥やうどんなど消化の良いものを食べるようにしてください。



回復期は、身体を通常の状態に戻すための大切な期間です。ここをないがしろにすると、せっかくジュースクレンズで得られた良い効果がリバウンドしてしまいます。しっかり回復の日数を確保してください。
直後に普段の食生活に戻してしまうと、消化不良を起こし、体調不良へと発展します。また、身体はカロリーを欲している状態なので、ジュースクレンズ前よりも、食べたものが身体に吸収されやすくなります。そのため、リバウンドの可能性が非常に高いのです。消化の良いものを食べ、少しずつ元の食生活に戻すようにしてください。

ジュースクレンズの効果

内臓を休息させることができる
現代人の腸は、日々の過食や不摂生、食品添加物などによって酷使されています。ジュースクレンズをして内臓を休ませれば、身体に溜まった毒素を効率よく解毒、排泄して、細胞を新しく再生します。
不調が改善する
体中が綺麗にお掃除されると、頭痛や肩こり、軽い風邪や腹痛などの症状も改善するといわれています。オートファジー(自食作用)は、細胞を常に新しい状態に保つシステムのことです。細胞自浄作用は、飢餓状態において特に活発になると言われていて、ジュースクレンズをすることで、細胞の自浄作用をより高めることができると考えられています。
適正体重に近づける
体内脂肪が燃焼されるので、適正体重に近づくことができます。ジュースクレンズでいうダイエットとは、無理に痩せることではなく、体調を改善し、本来の健康な体重に近づくことです。

ジュースクレンズに向いている人、向いているタイミング

〜ジュースクレンズに向いているのはこんな人〜
メタボ体型
胃腸が強い
夏バテは無縁
脂っこいものが大好き
ニキビ肌
万年便秘

〜ジュースクレンズにオススメのタイミング〜
飲み会が続いている
胃が重くもたれている
早食い・大食い
外食が多い
お菓子やケーキの頻度が高い
甘いものやスナック菓子が常習化している